医師紹介

院長ごあいさつ

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大杉脳外科医院 理事長・院長 渡邉 徹
(脳神経外科専門医・医学博士)

病気の原因は人それぞれ全く異なります。だからこそ、ひとりひとりに合った「オーダーメイドの医療」が大切であると考えます。大杉脳外科医院を訪れる皆様の脳の健康を守り、「決して病気を発症・再発させない」という心構えで診療に臨みます。患者様やご家族が病気を深く理解されるまで、わかりやすく丁寧で、かつ粘り強い指導を心がけ、理想的な信頼関係の中で病気の克服を目指します。また当院は大学病院をはじめ、県立新発田病院などの基幹病院、他科の開業医の先生方などと密に連携しており、常に病状に合わせた最適な医療が提供できる体制をとっておりますので、どうぞご安心して受診いただきたく存じます。

 


院長プロフィール

昭和62年 新潟大学医学部医学科卒業
新潟大学脳研究所脳神経外科入局
平成18年 新潟県立新発田病院 脳神経外科部長
新潟大学医学部医学科 臨床准教授
平成25年 医療法人社団 大杉脳外科医院勤務
平成30年 医療法人社団 大杉脳外科医院 理事長・院長就任
資  格 日本脳神経外科学会 専門医
医学博士
日本医師会 認定産業医
介護支援専門員
所属学会 日本脳神経外科学会
日本脳神経外科コングレス
日本脳卒中学会
日本頭痛学会
日本てんかん学会

 


院長発表論文・著書

Three-dimensional anisotropy contrast magnetic resonance axonography to predict the prognosis for motor function in patients suffering from stroke
Watanabe T, et al. J. Neurosurgery. Jun;94(6):955-960. 2001
超電導MRIを用いた研究論文です。脳卒中による片麻痺の発症と予後について、MRI軸索画像を用いて検討しました。
Serial evaluation of axonal function in patients with brain death by using anisotropic diffusion-weighted magnetic resonance imaging
Watanabe T, et al. J. Neurosurgery. Jan;100(1):56-60. 2004
超電導MRIを用いた研究論文です。脳死後6時間を経過すると脳神経が崩壊していくことが示されました。脳神経の軸索輸送が障害されていく過程を、MRI軸索画像を用いて明らかにしました。
薬物療法の中止を目標とした不眠症治療におけるエスゾピクロン(ルネスタ®錠)の有用性
渡邉 徹、大杉繁昭. 睡眠医療 10 (3): 443-448. 2016
覚醒と睡眠のリズムが適正にコントロールされれば、睡眠薬は必ずしも必要ではなくなることをご存じでしょうか? 最終的に不眠症を治して睡眠薬を中止するためには、適切な睡眠指導と新規睡眠薬の組み合わせによる初期治療が有効であることを示しました。
Dramatic Seizure Reduction with Perampanel in Intractable Epilepsy: Three Case Reports
Watanabe T, et al. J. New Rem.Clin. 66 (8): 1018-1029. 2017
難治性てんかん3症例の治療において、新規抗てんかん薬の有用性を示しました。
Investigation of the Optimization of Polypharmacy with Perampanel as a Key Drug
Watanabe T, et al. J. New Rem. Clin. 67 (4): 359-369. 2018
新規抗てんかん薬を導入することで、古い抗てんかん薬を安全に減薬整理ができることを示しました。、
Usefulness of Perampanel in the Treatment of Elderly-onset Epilepsy Secondary to Alzheimer Dementia
Watanabe T, et al. J. New Rem. Clin. 67 (5):502-511. 2018
認知症に潜むてんかんを積極的に診断し、新規抗てんかん薬で治療することにより、認知機能にも改善傾向がみられました。新しい認知症治療につながる可能性が示されました。
今後見過ごせない高齢者のてんかん-日常に潜む高齢者のてんかん
渡邉 徹. CLINICIAN 65 (5-6): 464-473. 2018
高齢発症のてんかんを積極的に診断し、治療を加えることの重要性について、認知症とてんかん双方の発症メカニズムからの視点を加えて執筆いたしました。
てんかん症例における一次併用治療薬の臨床的意義
Watanabe T. Pharma Medica. 36 (8):74-80. 2018
一次併用薬(2剤目として投与する薬剤)としてのペランパネルの有用性について解説いたしました。
Usefulness of Long-term Administration of Perampanel in the Treatment of Elderly-onset Epilepsy Secondary to Alzheimer Dementia
Watanabe T, et al. J. New Rem. Clin. 68 (8):990-1003. 2019
認知症に合併する高齢発症てんかんの治療により認知機能も改善することを、長期間の追跡で証明し得た論文です。