治療方針

治療方針

  • 成人の脳細胞は、傷ついたとしても新しく再生することがありません。よって、脳の病気は一度起こってしまうと、完治させるのがとても困難です。
  • 多くの方が長期のリハビリテーションを受けられますが、完全に障がいが治る方は、ほんの一部に過ぎません。また一度脳卒中を患った方は、(治療を怠っていると)二度目の発作を起こす確率が、とても高くなります。
  • 脳の病気は、患者様ご本人の人格を変え、身体能力を奪い、周囲の方に多大な介護負担を背負わせてしまいます。ですから最も大切なことは「病気にさせないこと」すなわち予防なのです。
  • 脳の病気につながる危険因子は、高血圧症、糖尿病、高脂血症(高コレステロール血症)などの生活習慣病や、心臓病(不整脈)などが挙げられますが、それらに悪影響を及ぼす加齢、喫煙や飲酒、塩分や脂分、ストレス、不眠、運動不足など、様々な要因に目を光らせて管理しなければなりません。この様に、脳を治療することは全身を治療することに等しいのです。
  • そしてこの沢山の危険因子は、人それぞれ全く異なります。よって、しっかり病気を予防するには、ひとりひとりに合った「オーダーメイドの医療」が必要なのです。
  • 一方、良い治療結果を得るには、医師だけでなく患者様自身が病気に向き合い、ご自分の身体について良く理解されることがとても大切です。
  • 大杉脳外科医院を訪れる皆様の脳の健康を守り、「決して病気を発症・再発させない」という心構えで診療に臨みます。また患者様やご家族が病気を深く理解されるまで、わかりやすく丁寧で、かつ粘り強い指導を心がけ、理想的な信頼関係の中で病気の克服を目指します。
  • 県立新発田病院 脳神経外科部長を務めた専門医が診療にあたります。各病院医師との豊富な人脈を活用し、患者様の回復に最も有効かつ最短の方針を提案いたします。


主な提携病院・施設

  • ◎入院、手術などが必要な方は、適切な提携病院へご紹介いたします。
  • ◎他施設の専門医の説明も希望される方(セカンドオピニオン)は、遠慮なく医師にご相談ください。
  • (下記施設以外にも、すべての医療機関と連携が可能です)